多摩川に棄てられた猫を救い、守り、見つめ続けている人がいる
写真家・小西修の活動を通して描く、人と猫を巡る“いのちのドキュメンタリ―”

東京都と神奈川県の間を流れる多摩川には昔から多くの猫が遺棄される。これらの猫のほとんどは餓えや台風で命を落としてしまう。また心ない人間によって虐待を受けることもある。写真家・小西修は30年以上に渡って猫たちをカメラに収めながら、猫を世話するホームレスやボランティアの人々と交流しつつ救護活動を続けている。この作品は小西氏の活動に2年間密着し、多摩川に生きる猫と人の知られざるコミュニティを描いている。

2022年／日本／91分
撮影・編集・製作・監督：村上浩康
整音：河村大（スタジオ・アーム）
タイトルデザイン：岩渕俊彦（紙町銅版画工房）
宣伝協力：きろくびと