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©️2023 bunkakobo

ただいま、つなかん

上映スケジュール

2024/5/13(月)〜5/19(日)

[5/13〜18]15:10~17:05
[5/19]16:30~18:25

料金

1400円

3.11からコロナ禍まで たくさん笑って たくさん泣いて こころを紡ぐ民宿「つなかん」の物語
震災によって生まれた「絆」のその先には 誰かが誰かを思う気持ちが溢れていました

宮城県気仙沼市唐桑半島 鮪立(しびたち)。美しい入江を見下ろす高台に民宿「唐桑御殿 つなかん」はあります。100年続く牡蠣の養殖業を営む菅野和享さんと一代さん夫妻は、東日本大震災当時、津波により浸水した自宅を補修し、学生ボランティアの拠点として開放、半年間で延べ500人を受け入れてきました。若者たちに「つなかん」と呼ばれたその場所は夫妻の「皆がいつでも帰ってこられるように」との思いから、2013年の秋に民宿に生まれ変わります。女将となった一代さんは、自慢の牡蠣やワカメを振る舞い、土地の魅力を自ら発信。そんな「つなかん」に引き寄せられるかのように、次々とこの地に移り住む元ボランティアの若者たち。彼らは海を豊かにする森を育てたり、漁師のための早朝食堂を営んだり、移住者のサポート体制を整えたりと、地域に根ざしたまちづくりに取り組み始めます。復興のその先を見つめる一代さんと若者たち。そんなある日、海難事故が発生。養殖業を廃業し、閉じこもりがちになった一代さんを思い、全国各地から「つなかん」に集まってくる元ボランティアや仲間たち。涙なみだの時を経て、民宿は再開。いつしか若き移住者たちは新しい命を授かり、地域を担う立場となっていきます。そして、コロナ禍による民宿存続の危機の中で迎えた2021年3月11日。震災から10年という節目を機に、一代さんは大きな一歩を踏み出そうとしていました。
 
「つなかん」で積み重ねられる年月を10年以上にわたり記録したのは、当時テレビ報道の現場にいた現役ディレクターの風間研一(本作初監督)。語りを菅野夫妻と親交があり、現在も気仙沼に通い続ける俳優の渡辺謙が担当し、音楽を気仙沼出身・仙台在住で、みなと気仙沼大使も務めるジャズピアニスト・岡本優子が書き下ろした。また、糸井重里や伊達みきお(サンドウィッチマン)など、つなかんや気仙沼にゆかりの深い人々も登場する。全国ニュースで放送され多くの反響を呼んだ一代さんの物語に新たなシーンを加えた待望の映画化。


2023年/日本/115分
語り:渡辺謙 
監督:風間研一
音楽:岡本優子
ゼネラルプロデューサー:齋藤隆平
プロデューサー:柴﨑木綿子 
編集:井上秀明

大須シネマ
名古屋市中区大須三丁目27番12号
052-253-5815
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