上映作品
©Transcontinental Films
肉体の悪魔 HD デジタル・リマスター版
上映スケジュール
2023/12/4(月)〜12/17(日)
[12/4〜10]12:00〜14:05
[12/15〜17]19:20〜21:25
料金
1,400円
INTRODUCTION
第一次大戦の最中を舞台に若き人妻と高校生の許されざる恋を描く、戦後フランス映画を代表する傑作。夭逝の作家レーモン・ラディゲの原作を名匠クロード・オータン=ララが叙情味あふれる作品に仕上げた。新進俳優だったジェラールが初の大役を演じ、10 代特有の揺れ動く繊細な感情を表現。容姿の美しさだけでなく演技の力量も知らしめた。ジャック・タチも出演している。出演依頼を受けた時、ジェラールは 24 歳。主人公のフランソワとは 7 歳の年齢差があり、最初出演することを躊躇したという。ちょうどその時、友人で脚本家のジャック・ミギュールを介して知り合ったニコル・フルカドのアドバイスを受け、共に原作を読み返すうちに、この 17 歳の主人公の精神を自らの内に見出したジェラールは遂に出演することを決意。そのよき助言者、ニコル・フルカドとは、のちにジェラール・フィリップの妻となるアンヌ・フィリップである。
STORY
1918 年 11 月 11 日、第一次世界大戦の終結を告げる鐘が高らかに鳴り渡る中、ひっそりと小さな葬列を見送る若者がいた。1 年前、その若者フランソワは高校に隣接した臨時の陸軍病院にボランティアの看護婦として来ていたマルトと出会う。年上のマルトには出征中の婚約者がおり、はじめは年下のフランソワを相手にしなかった。だが、次第に彼の大人びた言動とその反面無邪気な情熱に惹かれ、愛しあうようになる。お互いの家族に反対されながらも、ひそかに愛し続ける二人。やがてマルトの婚約者が戻ってくることになり、“結婚”という言葉の重さに無力を感じたフランソワはマルトの元を離れる。休暇を経て再会した二人だったが、すでにマルトは結婚。そして夫は再び戦線に戻っていた。二人は前にも増して激しく愛し合うようになり、マルトはフランソワの子供を身ごもってしまう……。
1947年/フランス/123分/PG12
監督:クロード・オータン=ララ
出演:ジェラール・フィリップ、ミシュリーヌ・プレール、ジャン・ドビュクール、ドニーズ・グレイ、バロー、ジャック・タチ
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