隕石でも落ちたのか、大地に突然現れた空間には〈願掛けの部屋〉が存在する…ストーカーと呼ばれる案内人に導かれ、作家と科学者はゾーンへと向かった。雨、水、火などを駆使して規制の多い当時のソビエト社会の暗喩と、そこに生きる人々の苦悩と未来への希望を描く。タルコフスキーの名を世界映画史に刻印した作品。

1979年／ソビエト／163分
監督：アンドレイ・タルコフスキー
原作：『路傍のピクニック』 ストルガツキー兄弟
脚本：ストルガツキー兄弟
出演：アレクサンドル・カイダノフスキー、アリーサ・フレインドリフ、アナトリー・ソロニーツィン、ニコライ・グリニコ

1980年カンヌ国際映画祭エキュメニカル賞
1980年ファンタスポルト映画祭観客審査員賞