大須シネマ

上映作品

HOME | 上映作品 | にあんちゃん

© 1959 日活株式会社

にあんちゃん

上映スケジュール

2020/1/6(月)〜1/19(日)

1/6〜14・18・19 10:00-11:45
1/15〜17 9:00-10:50
 

料金

1000円

空前のベストセラーとなった十才の少女の日記を映画化。貧しさに負けず、明るく逞しく生きる兄弟愛を描いた感動巨篇。芸術祭参加作品。

昭和28年春。佐賀県にある鶴の鼻炭鉱でストライキが行われている最中、安本一家の大黒柱である炭鉱夫の父親が、息を引き取った。残された喜一、よし子、高一、末子ら子供たちは父に死なれた悲しみよりも、明日からの生活への不安に胸をしめつけられていた。20才になったばかりの喜一が小さな弟や妹たちを養ってゆくなど、この不景気な炭鉱村では無理な話だ。事実、喜一は最低賃金の特別臨時の職にしか就けなかった。近所の長屋の人たちも、皆その日暮らしの苦しい生活をしていた。子供たちは学校に弁当も持っていけない状態で、末子や高一(にあんちゃん)も昼休みは校庭の片隅でお腹を抱えていた。若い保健婦・堀かな子は、彼らをどうにかしてやれないか末子の担任教師・桐野に相談したが、同じ境遇の子は沢山いると言われてしまう。不景気は続き、喜一が失業した。一家共倒れの悲劇を防ぐため、喜一は高一と末子をどこかへ預け、良子と自分は給料の良い長崎に働きに出かけることを決心した。高一と末子は炭住街の辺見家に引き取られたが、給料の遅配で辺見家も生活が苦しく、気がねして食事をあまりとらなかった末子が、とうとう栄養失調になってしまった。村では赤痢が発生し、末子も罹病した。やがて病魔は去ったが、どん底生活に喘ぐ炭鉱村に決定的な悲劇が訪れた。会社は、廃坑を宣言したのだ。人々は山を下り、高一と末子は関さんの家に引き取られたが、食物もひどく、鼻をつく異臭のする汚い堀立小屋に我慢出来なくなった二人は、とうとう夜逃げしてしまい…。


1959年/日本/101分
監督:今村昌平
出演:長門裕之、吉行和子、二谷英明、沖村武、前田暁子、松尾嘉代